左利きを矯正すると障害がでる?矯正が体や心に及ぼす悪影響とは

 
子どもが左利きの場合、右利きに矯正した方がいいのかな?と考える親御さんは多いでしょう。

世間では右利きが圧倒的に多く、身の回りのものは基本的に右利きを想定して作られているので、左利きだと苦労しそうだと心配する気持ちはわかります。

ただ左利きを右利きに矯正することによるデメリットもあります。

実は左利きを右利きに矯正すると障害が出る、という話があるんです。子どものためを思って行った矯正によって、もし障害が出たら悲しいですよね。

今回は左利きを右利きに矯正すると出るかもしれない障害について、左利きのメリットなども含めてご紹介します(*^▽^*)


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左利きを右利きに矯正すると障害が出るのは本当?


左利きを右利きに矯正すると障害が出るという話は、実は本当です。とはいえ誰でも起こるという訳ではなく、程度にも差はあります。

ただ中にはかなりひどい障害が出る場合もあるので、あまり軽く考えるのは問題です。では実際どんな障害が出る可能性があるのか、次の項目で見てみましょう。
 

どんな障害が出る可能性があるの?


左利きを右利きに矯正することで出る可能性がある障害には

  • 吃音症などの言語障害
  • 発達障害
  • 不安障害
  • 学習障害
  • てんかん
  • うつ病


 

などがあげられます。

これらの障害が出る理由は

  • 脳の役割分担を無理に変えることで脳が混乱する
  • 利き手の使用を禁止されることでストレスになる

などです。

それでは理由と合わせて、出る可能性がある障害を詳しく見てみましょう。

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脳の役割分担を無理に変えることで脳が混乱する


左利きを右利きに矯正することは、脳の役割分担を無理に変えることになります。これは左脳が右半身、右脳が左半身を支配していることが関係しています。

私達が右手を動かそうとすれば左脳から、逆に左手を動かそうとすれば右脳から命令を出します。


これは普段意識せずにしていることですが、左利きを右利きに矯正しようとすると普段の命令系統と異なるので、脳が混乱しそれが障害に繋がるのではないかと考えられます。

この脳が混乱することで出る可能性がある障害は

  • 吃音症などの言語障害
  • てんかん

などとされています。

なお吃音症は言葉を話す時にある言葉を連続して発声したり、最初の音が引き伸ばされてしまったりするものです。そしててんかんは意識を消失することもある脳疾患です。

 

利き手の使用を禁止されることでストレスになる


左利きを右利きに矯正することは、今まで当たり前に使ってきた利き手の使用を突然禁止され、反対側の手を使うことを強制される、ということです。

これは自分に当てはめて考えると、大きなストレスになるということがわかると思います。字を書こうとする度、箸やスプーンを持つ度に一言言われ、持ち直させられる・・・毎日、毎日、毎日です。

たとえそれがお子さんのためを思ってのことだとしても、赤ちゃんや幼い子どもの場合それを理解することはできないでしょう。

なんでダメなの?なんで怒られるの?と不満を持ったり、言われた通りにできない自分に自信を失ったり、そういったストレスによって

  • 発達障害
  • 不安障害
  • うつ病

などの障害が出ることもあるそうです。

また食事など手を使って行う全てのことがイヤになってしまう場合もあります。

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私が経験した、保育園や書道教室の対応

私の息子は左利きです。

生まれて、左利きと分かったときに一瞬“矯正した方がいい?”と思いましたが、何だか本人が持って生まれた状態を否定するような感じがしていい気持がせず。

そして、上にも書きましたが、手を使うシーンの度に指摘を繰り返すことを想像したときに、本人、そして私自身のストレスたるや・・・私が耐えられんわ!と、ある意味怖気づいて矯正はやめにしました。

幸い、親類や周囲の人間も理解のある人がほとんどで、私は左利きを矯正しない親としていることで嫌な思いはせず過ごすことができたのはありがたかったです。

そして、保育園の対応も柔軟で、入園前の面接のときに“矯正を希望しますか?”と親の意向を聞いてくれ、在園中はその意思に沿って対応してくれるというものでした。

なので私は“矯正はしなくて構いません”ということでお話し、息子は3年間クレヨンもお箸も左で使って過ごしました。保育園には左利き用のハサミなども普通にあって、息子が左利きのために不自由したということはほぼ無いのではと思います。


 
驚いたのは、左利きの子が多かったこと。自分が子供の頃は、滅多にいなかった気がしたんですが・・・きっと昔は早い段階で矯正された子が多かったのかなと思いました。

そのまま小学校に上がり、一年生から書道教室で硬筆を習うことになり、最初に先生に左利きのことについて質問しました。すると、先生は、先にご紹介した“障害がでる”可能性があるために、教室でも硬筆の場合は右手に矯正はしないです。と仰いました。


このように、私の周囲ではむしろ、左利きだから矯正しなきゃダメ!という意見を持っている人の方がすごく少ないです。

左利き用のハサミが見あたらず右利き用を右手で使うなど、たまーに困ることがあったおかげ?か、息子は右手もけっこう器用になりましたよ。

プラモデルのパーツを枠から切り離すとき、切りにくい向きだなーと思うと、枠の向きを変えるのではなくて、ニッパーを持つ手を左から右に変えて切ってたりするんです( ゚Д゚)これって左利きならではじゃないかと、すごいな、面白いなーと思って見ています。

そんな経験から私は、左利きだからといって生活の中で心配することはない!それよりも、矯正のせいで起こる障害やストレスの方がよっぽど心配だなぁと思っています。

あと、便利不便に全く関係ないですが、利き手同士で手をつなぐ“しっくり感”っていいものですよ(*´ω`)

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左利きの特徴や左利きのメリット


ここまで左利きを右利きに矯正すると出るかもしれない障害についてご紹介しましたが、では矯正せずに左利きのままでいた場合、どんな特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか?

そのメリットには

  • 空間認識能力に長けている
  • スポーツで優遇される

などがあげられます。
ではひとつずつ見てみましょう。

 

空間認識能力に長けている


左利きの人は右利きの人に比べて、空間認識能力に長けているという特徴があります。これは右脳が空間認識の機能を担っているためとされています。

空間認識能力とは、身の回りにある物の距離感や大きさ、スピードなどを素早く正確に認識する能力のことです。具体的には飛んでくるボールの位置を瞬時に把握したり、平面図から立体的な空間を想像したりといったことがあげられます。

この空間認識能力に長けていることは、左利きの大きなメリットと言えます。

飛んでくるボールの位置をすぐに把握できれば球技で有利ですし、球技以外のスポーツにも活かせます。また平面図から立体図が想像できることは、数学の空間図形など勉強でも役に立つでしょう。

ちなみに私はどちらも苦手なので、空間認識能力に長けている左利きの人は羨ましいと思ってしまいます(^_^;)もちろん右利きの人がみんな空間認識能力が劣っているという訳ではありませんが。

左利きは天才肌が多いと言われていますし、左利きのメリットが右利きへの矯正で失われてしまうのはもったいない気がしますよね。

 

スポーツで優遇される


右利きは同じ右利きの人との対戦には慣れていますが、左利きの人と対戦することは少ないのでやりづらく感じます。また最初にご紹介した空間認識能力に長けていることも、スポーツでは有利に働きます。

こういったことから、左利きはスポーツで優遇されると言われています。

 

右利きへの矯正は必要?



上で左利きのメリットをご紹介しましたが、ではデメリットはなんでしょうか?

それはしいて言うなら、「右利き仕様の社会での不便さ」です。

例えば自動改札機など、なんらかの操作が必要なものは右利き仕様になっています。また文字が書きにくい、はさみなどは左利き専用のものを買う必要があるなど、日常生活で不便なことは確かにあるでしょう。

そのため、左利きの子どもを右利きに矯正しようと考える親御さんの気持ちはわかります。ただ既にご紹介した通り、左利きを右利きに矯正すると障害が出る可能性があるので、無理な矯正はおすすめできません。

左利きの「右利き仕様の社会での不便さ」というデメリットも、成長と共に慣れて特に不便さを感じなくなるという話を聞きますので、やはり無理な矯正は必要ないと私は思います。

 

最後に


いかがでしたか?今回は左利きを右利きに矯正すると出るかもしれない障害について、ご紹介しました。

無理な矯正は
  • 吃音症などの言語障害
  • 発達障害
  • 不安障害
  • 学習障害
  • てんかん
  • うつ病
などの障害が出ることに繋がる恐れがあります。

左利きには左利きの素晴らしいメリットがありますし、それも個性ですから無理に矯正する必要はないと思います。

もし、左利きを矯正しないことについて周囲に何か言われるときは、この、

  • 左利きの矯正は人間の体の仕組みに混乱を起こす
  • 矯正による子供へのストレスは別の問題を引き起こす可能性がある
  • 左利きのメリットも沢山ある

といった情報を伝え、つまり矯正をしないことが子供の体にも心にも良い。だから私は矯正していないのだ。と説明してみてください。

ただ右手が左手と同じように使えれば生活が便利になりますから、楽しく両手を使えるようにすることはいいかもしれませんね(*^▽^*)

それではまた♪
最後までご覧いただきありがとうございました!


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