ノロウイルスの感染期間と症状!病院へは行く?登校や出勤の目安は

 
ノロウイルスに感染すると、下痢・嘔吐などの症状に悩まされ、本人はもちろん、看病する人も大変ですよね。他の家族にも感染する危険性があるため気を抜けませんし、嘔吐したものや便の処理、トイレなどの消毒と、やることがたくさんあってヘトヘトになってしまうことも……。

こんな症状一体どのくらい続くの?一刻も早く治したい!と頭を悩ませている人も多いですよね。

ちなみに私も何度か感染したことがあるのですが、下痢・嘔吐が激しい時はもう「早く終わってくれ~」という感じで、でもそんな時ほどなかなか時間は過ぎてくれないんですよね(^_^;)

治まるまでの期間が漠然としていると、時間は余計に長く感じるものですし、不安も大きいと思います。

そこで今回は、ノロウイルスの感染~治癒までの期間と、その間にするべきことや注意することについて調べてみました。是非チェックして下さいね(*’’ω’’*)


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ノロウイルスの感染~治癒までの流れとその期間について


まずはノロウイルスに感染するとどうなるのか、その流れについてみてみましょう。

ノロウイルスに感染する

1~2日で発症する

  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 発熱(38℃程度)
などの症状が、1~2日続く

回復する

という流れになります。

感染~治癒までの期間については個人差がありますが、大体2~6日くらいのようです。症状にも個人差があり、必ずしも上であげた症状が全て起こるとは限りません。


 
感染しても発症しない場合もありますし、軽い場合は風邪かな?というような症状で終わることもあります。逆に1日に20回以上の下痢を起こすなど、下痢・嘔吐の症状がひどい場合もあります。

なお回復した後も、1~2週間から1ヶ月間は、糞便中にウイルスを排出し続けるため二次感染に注意が必要です。


 

ノロウイルスに感染している間にすることは?


それでは、ノロウイルスの症状ある間、するべきことや注意することについてみていきます。

が、まず頭に浮かぶのは「病院どうしよ?」や、「学校・会社って出停?」といったことではないでしょうか。この2点について確認していきましょう。

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ノロウイルスの感染が疑われる場合、病院に行くべき?


何かお腹の調子が…ノロウイルスに感染した!?とか、あまりにも症状がひどくて耐えられない!など、すぐに病院に行った方がいいのかな?と迷ったことはありませんか?

ノロウイルスの症状はひどいとかなり辛いので、病院で何か点滴でもしてもらって、少しでも楽になりたいと思いますよね。私も感染した時は心からそう思いました( ;∀;)

では、ノロウイルスの症状で病院に行くと、どんな治療や薬の処方がされるのでしょうか。

 

ノロウイルスに効果のある、抗ウイルス剤はない?


実は今のところノロウイルスに効果のある、抗ウイルス剤はありません。

そのため病院に行ったとしても、すぐにノロウイルスを取り除くような治療はできません。つまり「病院に行ったからすぐに治った!」なんてことにはならない、ということです。

ショック・・・<(T◇T)>

では病院でどんな薬が処方されるかというと
  • 整腸剤(ビオフェルミンなど)
  • 吐き気止め

など、ノロウイルスによる症状を和らげるための薬が一般的です。え、それだけ?と驚いてしまいますよね。

実際に私が調剤薬局で事務として働いていた時には、「ノロウイルスだと言われたのに、医者がなにもしてくれなかった!」と怒る患者さんもいました。

でもノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はないので、どこの病院でも基本的には対症療法がとられます。医師によっては薬を処方しないという場合もあるようです。

 

じゃあ病院に行っても意味がない?


治療はされない、処方される薬は整腸剤や吐き気止めだけ、それなら病院に行っても意味がないんじゃない?と思いますよね。

確かに体力のある成人の場合は、自宅で安静にしていれば回復することも少なくありません。繰り返しになりますが、ノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はないので、基本的にウイルスが体外へ出るのを待つしかないのです。

とはいえ抵抗力の低い子ども、高齢者の場合は、脱水症状なども心配ですし、ノロウイルスではない場合もあるので、病院に行った方が安心です。ただ病院まで移動する時間、病院や調剤薬局での待ち時間などは考慮しましょう。

下痢・嘔吐がひどい状態で病院に行くと、途中で嘔吐する場合もあります。(実際に調剤薬局の中で嘔吐した患者さんがいました)そうなるとご自分もツライでしょうし、衣服が汚れた場合は帰宅するのも大変です。

また感染を広げることにもなるので、ある程度落ち着いてから病院に行った方がいいかと思います。

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学校や仕事はいつから行ってもいいの?


インフルエンザとは違い、ノロウイルスに学校出席停止期間はありません。仕事でも休む日数がはっきり決まっている職場は恐らくないでしょう。

ではノロウイルスに感染した場合、学校や仕事はいつから行ってもいいのかというと、一般的には「下痢・嘔吐が治まったらOK」とされています。


 
ただこの下痢・嘔吐が治まるまでの期間は個人差がありますし、治まってすぐはぐったりしていて動けない、という人も珍しくありません。またノロウイルスは体調が回復した後も、1週間~1ヶ月間は便内に排泄されるため、他の人に感染させてしまう可能性があります。

ですから「下痢・嘔吐が治まったら」というのはあくまで目安と考え、学校や仕事に行くかどうかは医師に確認をとった方が安心かと思います。もちろん学校や職場にも確認をとり、必要な場合は医師に証明書(診断書)などを発行して貰いましょう。

 

療養中にするべきこと、注意点は?


では、自宅で療養中にすべきこと、注意することについて確認します。

ノロウイルスに感染している間は
  1. 脱水症状
  2. 食事は無理に摂らない
  3. 枕の近くにバケツを用意しておく
  4. 下痢止めは逆効果
  5. 看病する人は使い捨てのマスク・手袋をする

以上、5点に注意が必要です。では、それぞれ詳しくみていきましょう。

 

1.脱水症状

 

ノロウイルスに感染した場合、まず注意したいのが脱水症状です。

下痢・嘔吐が主な症状である感染性胃腸炎は、脱水状態に陥りやすいので、水分補給が重要です。ただ下痢・嘔吐では塩分も多く失われてしまうので、水を飲むだけでは不十分です。

 

脱水状態を防ぐなら、調剤薬局やドラッグストアで販売されている「OS-1」などの、経口補水液がおすすめです。なお1度に大量に飲むと嘔吐する恐れがあるので、5~10分にひと口のペースを目安に飲みましょう。
 

※家庭で経口補水液を作るなら

  • 沸騰させて冷ました水(500ml)に、塩(小さじ1/2杯)と砂糖(小さじ3杯)を混ぜます。

※小さじは5ccの計量スプーンのことです。
※レモン汁を少し加えると、カリウムを補給できます。
※500mlのペットボトルを使うと、作りやすいです。

 
※NGな飲み物は?

  • 柑橘類(ミカン、グレープフルーツなど)のジュース
  • 炭酸ガス飲料
  • コーヒー
  • 牛乳

などは胃腸に負担をかけるので避けましょう。

 

2.食事は無理に摂らない


下痢・嘔吐が激しい、腹痛があるという時は、無理に食事を摂る必要はありません。食事を摂らないと元気にならないから!と無理に食べさせると弱った胃腸に負担をかけることになります。

ちなみに私が感染性胃腸炎になった時は、母が「食べないと治るもんも治らん!」と言って、ウナギを買ってきたことがありました。母は「大フンパツした!でもこれで元気になるわ」と言っていましたが、私はほとんど食べられず、大半が両親のお腹に消えました(笑)

ちなみにウナギは脂肪分が高いので、胃腸炎の時は避けるべきと言われている食べ物です(^_^;)

ウナギまではいかなくても、無理な食事は症状を悪化させることがあるのでNGです。1~2日くらいなら、なにも食べなくても特に問題はないでしょう。それよりも水分の補給を優先するべきです

下痢・嘔吐が落ち着き、腹痛もなくなって食事ができる状態まで回復したら、まずは消化吸収の良いものから食べるようにしましょう。

  • おもゆ
  • 野菜スープ
  • すりおろしリンゴ
  • おかゆ
  • うどん
  • ヨーグルト
  • 豆腐

などがおすすめです。

調理するものは食材を細かく切り、よく煮込んで柔らかくしましょう。ちなみに感染者が使用した食器などは、次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒が必要です。簡単に済ませるなら、使い捨てのものを利用するといいでしょう。
 

※NGな食べ物は?

  • ゴボウ
  • イモ
  • コンニャク
  • キノコ
  • 海藻類
  • ニラ
  • ニンニク
  • 香辛料
  • 脂肪の多い食べ物
  • お菓子類
などは、胃腸に負担をかけやすいので避けるようにしましょう。

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3.枕の近くに洗面器かバケツを用意しておく


嘔吐は突然起こるので、枕の近くに洗面器かバケツを用意しておくと便利です。布団や衣類が嘔吐したもので汚れると処理が大変なので(^_^;)

私の場合はベッドの枕の下あたりに、バケツを置いていました。床には新聞紙を引いて、バケツにはビニール袋をかぶせ、その中はトイレットペーパーを敷き詰めた状態で。

嘔吐物を処理する時はビニール袋を外して、中身だけトイレに捨てます。そしてまた新しいビニール袋をバケツにかぶせて、トイレットペーパーを敷き詰める、という方法をとっていました。

口や手を拭くのも、トイレットペーパーを使うとトイレに流せるので便利です。ただバケツや洗面器にうまく吐かないと意味がないので、これに関しては練習(?)が必要かもしれません(^_^;)

嘔吐物、排泄物に直接ふりかけて固め、感染拡大を防ぎながら、うまく処理できる便利なものもあります。

●スマートハイジーン 嘔吐物固め隊


ノロウイルスの感染を防ぐためのシーン別消毒方法についてはこちらをご覧ください。

 

4.下痢止めは逆効果


下痢が続くとツライので、薬で止めたい!と思いますよね。でも下痢止めを使うとウイルスの排出を遅らせ、症状を長引かせる可能性があるんです。

ノロウイルスに効果的な抗ウイルス薬はないので、回復するためにはウイルスが体の外へ出るのを待つしかありません。

下痢止めはそのウイルスの排出を妨げてしまうため、苦しむ時間を長引かせることになりかねないのです。こういったことから、自己判断で市販の下痢止めを使うことは避けた方がいいと言われています。

ただ病院で処方された場合は、医師・薬剤師の指示に従いましょう。他にも病院では便を固くする薬が処方される場合もあります。下痢がひどい場合は脱水症状も心配ですから、病院に行った方がいいでしょう。

 

5.看病する人は使い捨てのマスク・手袋をする


家族など、ノロウイルスに感染した人を看病する場合は、感染を防ぐためにせめて使い捨てのマスク・手袋をしましょう。それで確実に感染が防げるとは言えませんが、なにもしないよりは感染のリスクを減らすことができると思います。


 
看病する人は1人に絞り、それ以外の人は感染した人にできるだけ近づかないことが大切です。薄情なようですが、家族全員かかって大変だったという話はよく聞きます。

実際に私が勤めていた調剤薬局でも、家族4人とも感染したという患者さんがいました。食事も、嘔吐したものの片づけもままならない、とかなりツラそうでした。そうならないために、看病する人は必ず使い捨てのマスク・手袋をするなど、少しでも感染のリスクを減らす工夫をしましょう。

 

ノロウイルス治癒後に注意することは?


ノロウイルスは体調が回復した後も、1週間~1ヶ月間は便内に排泄されると言われています。つまり他の人を感染させてしまう可能性がある、ということです。

そのため回復した後も
  • 手洗い・うがいを徹底する
  • トイレなどは次亜塩素酸ナトリウムで消毒する
  • 食品はしっかり加熱する
  • キッチンや調理器具はしっかり消毒する

などを心がけましょう。

あとはできるだけ無理をせず、体調や腸内環境を整えることも大切かと思います。なぜかというと、またすぐにノロウイルスに感染する、あるいは風邪などをひく可能性があるからです。

実際、ノロウイルスに感染して回復したのに、しばらくしたらまた感染したという患者さんや、回復した後に風邪をひいたという患者さんを見ました。

これは回復したといっても、まだしばらくは体が弱っている、つまり病気にかかりやすい状態になっているから、なのかもしれません。ですから回復してもしばらくは、仕事や家事をセーブするなど、無理はしないことをおすすめします。

 

最後に


いかがでしたか?今回はノロウイルスの感染~治癒までの期間について、その間注意したいことも含めてご紹介しました(*^-^*)

ノロウイルスは感染すると1~2日で発症し
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 腹痛
  • 発熱(38℃程度)
などの症状が1~2日続きます。
その後回復していきますが、この期間や症状の程度には個人差があります。

今のところノロウイルスに効果のある抗ウイルス剤はないので、回復するにはウイルスが体の外へ出るのを待つしかありません。

下痢・嘔吐が激しいと脱水を起こすリスクがあるので、水分補給が1番重要です。枕元に「OS-1」など、水分と塩分も補給できる飲料を置いておき、少しずつ飲むようにしましょう。

あとは安静にして、ゆっくり体を休めて下さいね。看病する人は使い捨てのマスク・手袋をして、少しでも感染のリスクを減らしましょう。

それではまた♪
最後までご覧いただきありがとうございました!


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