柿を食べ過ぎると病気になる?食べ過ぎで起こる症状と柿の適量とは

 
夏が終わって涼しさを感じるようになると、夏が好きな私はさみしい気持ちになるのですが、代わってこれからの季節の楽しみは“食”です!まさしく食欲の秋ですね~

特に秋は美味しいものがいっぱい♪栗、さつまいも、梨、サンマ…どれも大好きなのですが、中でも特に楽しみにしているのはです( *´艸`)

あの食感!あの甘み!あぁ毎日思う存分食べてみたい…と毎年思っていたのですが、最近、

柿を食べ過ぎると怖いという話をききました。


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私自身は、柿はスーパーで一玉100円のときにまとめ買いして、それを大事に食べている程度で、食べ過ぎというほど口にした経験はないのですが、去年、親戚に柿を20玉くらいもらったことがありまして…

その時、こんな機会は滅多にないから“もういらない!”って思うまで存分に食べてみようかと思ったのです。

結局、そんなにいっぺんに食べたらもったいないからやめて!という息子の意見(笑)で実行しなかったのですが…

もしその時、柿を食べ過ぎていたら一体どうなっていたのでしょう…

そんな出来事を思い出し、柿を食べ過ぎたらどうなるのかが気になってしまったので、今回はそちらについて調べてみました(‘ω’)ノ

 

柿を食べ過ぎるとどうなる?


ではさっそく、柿を食べ過ぎると起こる可能性のある症状をご紹介します。

それらは、柿に含まれる成分が原因で起こるものですので、先にごく簡単に、柿に含まれる代表的な成分チェックしましょう!

柿に含まれる主な成分

  • ビタミンC
    …なんと1個で1日分のビタミンC必要量が摂れてしまうほど豊富に含まれているそう!
  • β-カロテン
    …とくに干し柿には生の柿の約2倍と豊富に含まれています
  • タンニン
    …ポリフェノールの一種で、渋柿の渋みの原因である成分
  • ペクチン
    …柿に含まれるペクチンは水溶性の食物繊維
  • カリウム
    …人の体には欠かせない、ミネラルの一種

柿には主にこういった栄養成分が含まれています。

一見、体に良さそうなものばかりに見えますが…“食べ過ぎ”となると、これらの成分のもつ特徴が体にマイナスに働いてしまうのです。

その代表的な症状には、1.便秘、2.下痢、3.胃石、4.冷え、5.貧血があります。

い、胃石Σ( ̄ロ ̄lll)!!

ちょっと怖くなってきますね…便秘と下痢が共存してるのも何か変だし。順に詳しく見ていきましょう。

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1.便秘


食物繊維もビタミンも含まれているし、便秘を引き起こすどころか解消の方向へ持っていってくれそうな柿なのになぜ便秘?と疑問に思ってしまいますよね。

便秘は、柿に含まれるタンニンという成分の働きによって引き起こされます。

上でも紹介しましたが、タンニンはポリフェノールの一種で渋柿の渋みの原因である成分です。

このタンニンには、便を硬くする作用があり、また、腸の粘膜に膜をつくって腸への刺激を和らげる働きがあります。刺激が少ないことによって腸の蠕動(ぜんどう)運動も減り、便が排出されにくくなるため、便秘が起こるというわけです。

 

2.下痢


対して、柿の食べ過ぎで起こる下痢は、柿に含まれるペクチンが原因です。

ペクチンは食物繊維で、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進するという働きがあるため、柿を食べ過ぎて蠕動運動が過剰になった場合に、下痢を引き起こします。

タンニンのもつ作用も、ペクチンのもつ作用も、どちらも適量であれば整腸作用としてからだに良い方に働きますが、食べ過ぎることで、どちらかの作用が強く出すぎた場合に症状として現れるのですね。

その人の体質や体調によってどちらが強く作用するかが変わってくるために、便秘と下痢が共存する不思議な状態になっていたというわけです。

ですが調べてみると、便秘や下痢に関しては特に“食べ過ぎ”というほど口にしていない人でも、お腹の調子が狂う…と症状が出る人がけっこういるみたいでした。

ですので、便秘の悩みがある方や、お腹が緩くなりやすい方は、柿は少なめに食べるなど、少し注意して召し上がる方がいいかも知れません。

 

胃石


私は胃石と聞いてびっくりしましたが…原因は柿に含まれるタンニン。

この、「柿胃石」と呼ばれる病気は、このタンニンが胃の中で結石化して起こります。

【胃石とは】

異物や食品の成分などが胃の中で結石化したもの。ちなみにタンニンは結石化する力が強いのだそう。

柿を空腹時に大量に食べたり、胃の働きの弱い人が大量に食べると起こり、お腹の上部に痛みやしこりが生じ、吐き気・嘔吐などの症状も現れます。

また、出来てしまった胃石で胃の中が傷つき、粘膜がただれてしまったり、その石が腸へと移動した場合には腸閉塞を併発することもあります。

胃石を引き起こす原因は様々にありますが、これほどはっきりと強い症状が現れるのは柿胃石だけで、しかも急性症状がほとんどなのだそう。怖いですね…

初期であれば、胃の洗浄や胃石を分解する酵素剤の使用で治療できますが、悪化すると内視鏡手術など外科的な処置が必要となります。

今こそ柿を食べたいだけ食べてみようか!なんて思っていた私は、この事実を知ってゾッとしましたよ~実行してたら確実に危なかったと思う……(; ̄ー ̄川

 

冷え


昔から、柿は体を冷やす食べ物だということは有名なようですね。私は知りませんでしたっ(”Д”)

そう言われる原因はまず、柿の鉄分の吸収を妨げる作用のためで(貧血についてはこの次に詳しくご紹介します)、鉄分が不足すると、血管を通って体中に酸素を運び体を温める役割を果たす赤血球の働きが悪くなり体温が下がります。

また、柿に含まれるカリウムの利尿作用でトイレが近くなりやすいことや、先にご紹介したお腹の調子が狂うなどの状態を、昔の人は“冷える”と表現していたようです。

今ほど甘い物が身近になかった時代に、あの甘い柿は最高のスイーツ。柿の季節につい食べ過ぎて体調を崩す人が多かったのかも知れませんね。

冷えは万病のもとと言いますから、“冷える”と表現することで、食べ過ぎないように!と戒めていたのではと言われています。

 

貧血


貧血については先に少し触れましたが、この原因はタンニンで、タンニンは鉄とくっついて“タンニン鉄”に変化します。

このタンニン鉄は水に溶けにくいため、体の鉄分の吸収が悪くなってしまいます。

健康な人が柿を沢山食べたからといって、急にフラッと貧血になってしまうわけではありませんが、普段、貧血でお悩みの方や妊婦さんは量に注意が必要です。

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じゃあ、適量ってどのくらい?


柿の食べ過ぎには気を付けなくては…( ̄ー ̄;←食べ過ぎちゃえ!と考えていたため本気でそう思う私。

食べ過ぎを防ぐには適量を知っていなくてはいけません。柿は美味しいから、好きな人なら3・4個平気で食べられちゃういますからね。

 

柿の適量はこのぐらい!という決まった数値は無いようですが、厚生労働省が進める「健康日本21」という運動のなかに、健康増進のために1人1日、果物の可食部を200g以上食べよう!という基準があります。

これにあてはめて考えると、柿は小~中くらいのサイズで1つの可食部が約120~150gほどなので、柿の適量は大きさによりますが

  • 1日・約1.5~2個
となります。

この量を知って、柿の食べ過ぎで体調を崩す人が多いのには納得です。だってこの位ならペロリですもんね…(゚д゚)

時期が来ると、木にはあんなにいっぱい実がなっているのに、“柿狩り”とか“柿の食べ放題”って聞いたことがないのも納得です。

予防策は…適量以上は剥かないこと!でしょうか。

なら、干し柿はどうなのか?

柿には干し柿もありますね。

体にいいと言われますし、見た目があまりに違うので、成分的にも違っているのかと思いきや、
  • 生柿
    ・・ビタミンCが豊富
  • 干し柿
    ・・天日に干して水分が抜け、ビタミンCが失われた代わりに、ビタミンAが豊富になる
以外の成分はほぼ同じなので、干し柿も生の柿同様に食べすぎには注意が必要です。

皆様気を付けましょう~!

 

最後に


柿の食べ過ぎで起こる症状についてまとめ

起こりうる症状は…
  • 便秘
  • 下痢
  • 胃石
  • 冷え
  • 貧血
1日の摂取目安は、普通サイズの柿1.5~2個で、干し柿も同様。


食べ過ぎの話題で、怖い面ばかり見てきましたが、適量を守れば柿は、ビタミンに食物繊維にミネラルにと栄養たっぷりの素晴らしい果物です!

適量を守って、季節限定の自然の恵み・柿の美味しさを楽しみましょうヽ(‘ ∇‘ )ノ

それではまた!
最後までご覧いただきありがとうございました。


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